【濱田マリ】モダンチョキチョキズからの転身!女優への道のり

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濱田マリは1991年にバンド「モダンチョキチョキズ」でメジャーデビューを果たした歌手でした。しかし1997年、ドラマ『恋のバカンス』で女優デビューを果たし、第12回ザテレビジョンドラマアカデミー賞新人俳優賞を受賞しました。 

以降、数多くのドラマや映画に出演し、CMナレーターとしても活躍しています。 濱田マリの音楽からの転身と、女優としての活躍の軌跡をご紹介します。

 【モダンチョキチョキズのボーカル】濱田マリさんの音楽デビュー

濱田マリさんは、1991年にバンド「モダンチョキチョキズ」のボーカルとしてメジャーデビューを果たしました。しかし、その前にはちょっと面白い逸話があるんですよ。

不思議ちゃんキャラで大ボロクソ

デビュー前、濱田さんは「砂場」というバンドでボーカル&ギタリストとして活動していました。そしてTBS系の音楽番組「三宅裕司のいかすバンド天国」に出演するチャンスが。濱田さんは「不思議ちゃん」のキャラクターを演じて審査員の心をつかもうと考えたそうです。

ところが、この作戦は大失敗。審査員たちから「何を言っているのかさっぱりわからない」と酷評され、完全にボロクソに言われてしまったそうです。結局「砂場」は大阪に引き上げ、すぐに解散してしまいました。

関西コテコテのキャラで人気者に

しかし、濱田さんはすぐに立ち直ります。1991年、バンド「モダンチョキチョキズ」に加入し、ツーテールの関西コテコテなスタイルでボーカルを務めることに。

翌1992年にはメジャーデビューを果たしました。当時の濱田さんは、ワンピース姿でキュートな見た目と、ガサツな関西弁のギャップが人気だったそうです。TBS系の深夜番組「おかずな夜」でも中村有志とともに司会を務め、その個性的なキャラクターで視聴者を楽しませていました。

 【第12回ドラマアカデミー賞新人賞】女優への転身が実る

濱田マリさんは1997年のドラマ『恋のバカンス』で女優デビューを果たし、第12回ザテレビジョンドラマアカデミー賞の新人俳優賞を受賞しました。

この受賞は、濱田さんがバンド「モダンチョキチョキズ」のボーカルから女優に転身した節目となる出来事でした。新人賞の受賞理由は以下の通りです。

濱田マリは、ドラマ『恋のバカンス』(日本テレビ系)で、ヒロインの親友役を好演。関西出身の生々しい言葉づかいと、キャラクターの内面の複雑さを見事に表現した。

バンド活動から一転、女優デビュー作でいきなり新人賞を獲得したことで、濱田さんの演技力と女優としての可能性が高く評価されました。

 この受賞を機に、以降数多くのドラマや映画、CMナレーションなどで活躍の場を広げていきます。女優への転身と新人賞受賞は、濱田マリさんの芸能人生の大きな節目となった出来事だったと言えるでしょう。

【ビートたけしとの夫婦役共演】映画『血と骨』で話題に

濱田マリさんは2004年の映画『血と骨』で、主演のビートたけしと夫婦役で共演しました。


この作品は、在日コリアンの父と日本人の母を持つ主人公が、両親の愛憎に振り回される姿を描いた人間ドラマです。濱田さんが演じたのは、主人公の妻・順子役です。


ビートたけしは、モダンチョキチョキズ時代の濱田さんのことを「かわいい」と公言していました。バラエティ番組『北野ファンクラブ』でも「だよ〜ん」と彼女のキャラクターを真似していたほどでした。 そんな2人が夫婦役で組むことになり、話題を呼びました。


撮影中、濱田さんはビートたけしから「濱田さんは演技が上手い」と賞賛されたそうです。 2人の掛け合いが光る夫婦役は、この作品の見どころの一つとなりました。


モダンチョキチョキズ時代から親しまれていた濱田マリさんが、ビートたけしと夫婦役で絡んだことで、『血と骨』は大きな話題作となりました。

 【YouTubeで一夜限りの復活】モダンチョキチョキズ再結成ライブ

モダンチョキチョキズは2021年9月25日に一夜限りの再結成ライブを行いました。 また、2020年9月25日には「近代鋏団 featuring 濱田マリ(from モダンチョキチョキズ)」としてYouTubeで10月31日までの期間限定で動画を公開し、復活したことがわかります。

再結成ライブでは、モダンチョキチョキズの代表曲や人気曲が披露されたと思われます。YouTubeでの動画公開では、濱田マリさんを中心に近代鋏団というユニットが結成され、モダンチョキチョキズの楽曲が演奏されていたようです。


モダンチョキチョキズは1991年に結成され、1997年に活動休止となっていました。 そのため、およそ24年ぶりの再結成となり、ファンからも大きな反響があったことでしょう。濱田マリさん自身も女優業に専念する中で、音楽活動への思いを新たにしたのかもしれません。


一夜限りの再結成ライブとYouTubeでの期間限定復活は、モダンチョキチョキズの名を長らく支えてきたファンへの恩返しとなったと言えるでしょう。

まとめ

濱田マリさんは、モダンチョキチョキズのボーカルとしてデビューし、個性的なキャラクターで人気を博しました。その後、女優に転身し、ドラマ『恋のバカンス』で第12回ドラマアカデミー賞新人賞を受賞。映画『血と骨』ではビートたけしと夫婦役で共演し話題となりました。


そして2021年、およそ24年ぶりにモダンチョキチョキズが一夜限りの再結成ライブを行い、YouTubeでも期間限定で復活を果たしました。音楽デビューから女優転身、そしてバンド再結成と、濱田マリさんの芸能人生は常に話題に事欠きません。


これからも女優、ナレーター、ラジオパーソナリティなど、多方面で活躍が期待される濱田マリさん。彼女の今後の活動に注目が集まることでしょう。

濱田マリのプロフィール

経歴

  • 1997年、ドラマ『恋のバカンス』で女優デビュー
  • 同年、第12回ザテレビジョンドラマアカデミー賞新人俳優賞を受賞
  • 以降、数多くのドラマに出演し、映画やCMナレーションなども手がける

主な出演作品

  • 『カムカムエヴリバディ』(2021-2022年)
  • 『カレ、夫、男友達』(2011年)
  • 『金曜ロードSHOW特別ドラマ企画『家族、貸します 〜ファミリー・コンプレックス〜』』(2012年)
  • 『ダイアリー』(2018年)
  • 『生きて、ふたたび 保護司・深谷善輔』(2021-2022年)
  • 『吉祥寺ルーザーズ』(2022年)
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