滝沢カレンさんと言えば、変わった日本語でお茶の間を笑わせる“天然キャラ”の代表。でも「わざとらしい」「実は計算？」なんて声もチラホラ。テレビで見せる明るさの裏に、本当の性格はあるのか？今回は彼女の面白い名言や、SNS・番組発言を徹底調査し、ファンにもアンチにも刺さる“滝沢カレンの素顔”を探ってみました！
滝沢カレンの性格が良いと言われる理由
天然すぎる面白い名言集が好印象
滝沢カレンさんといえば、まず思い浮かぶのが“独特すぎる日本語”。
バラエティ番組での名言の数々は、視聴者の笑いをかっさらってきましたよね。
たとえば、芸能人を四字熟語で例えるという人気企画では、堂本光一さんを「感情不明」、FUJIWARAの藤本敏史さんを「突如顔面」、そして笑福亭鶴瓶さんを「快楽名人」と表現していました。
そのどれもが絶妙に的を射ていて、しかも決して失礼にならない。
このバランス感覚は、天然なだけではなく、どこか人柄の良さがにじみ出ているように思えます。
また、洗剤のCMナレーションで放った「睡眠薬みたいにさわやかな香り」というフレーズも有名ですね。
言葉の選び方が斜め上すぎて、逆に印象に残る。
それがカレンさんの魅力のひとつです。
あの四字熟語シリーズ、妙にクセになって何回も見ちゃいます。
彼女の言葉には毒がない。
誰かを落とすための“面白さ”じゃなくて、自分の感性から自然に出たユニークさなんですよね。
ちょっとズレてるけど、そのズレに癒されるんです…！
この“悪意のなさ”が、滝沢カレンさんが「性格が良さそう」と言われる最大の理由かもしれません。
レシピ本に書いた書店員へのメッセージ
2020年に発売された『カレンの台所』というレシピ本。
この本は、彼女が料理への思いを込めて綴ったエッセイ風のレシピ集なのですが、内容もさることながら、ある“裏エピソード”がファンの心を打ちました。
それが、全国の書店員さんへ向けた直筆のメッセージ。
レシピ本のスリップ（帯の裏）に、手書きで「この本を手にとってくださった皆さま、本当にありがとうございます」といった感謝の言葉が記されていたのです。
この心遣いがSNSで広まり、「やっぱりカレンちゃん、いい子だよね」と話題になりました。
テレビではコミカルなキャラだけど、裏ではこういう丁寧な気配りができる。
それって、見えないところでこそ人柄が表れるものですよね。
特別に目立とうとしてないところが、また素敵なんです。
仲間への愛情深さ（誕生日会エピソード）
滝沢カレンさんの性格の“本音”がよく見えたのが、親友・横澤夏子さんとのエピソード。
実はカレンさん、横澤さんの誕生日会をサプライズで企画してくれたことがあるそうです。
しかも用意したバースデーケーキには、年齢ではなく「720」という数字のろうそく。
理由はなんと、「誕生日が7月20日だったから」とのこと。
あまり人の誕生日を祝う習慣がなかったそうで、それでも精一杯の“気持ち”を込めた数字だったんですね。
横澤さんはこのことを「ちょっと心配になった」と笑って話していましたが、それ以上に「ここまで準備してくれるなんて」と感動していたのが印象的でした。
さらに滝沢カレンさん本人は、「救ってくれた人には私も救いたい」と話しています。
“誰とでも仲良く”じゃなくて、“本当に大事な人に深く尽くす”。
そういう人間関係を大切にするタイプなんでしょうね。
ここでもやっぱり、彼女の“まっすぐな愛情”が垣間見えます。
性格が悪い・苦手と言われる理由
「わざとらしい日本語」への違和感の声
滝沢カレンさんの代名詞とも言える“おかしな日本語”。
でも実は、それが「わざとっぽい」「演技に見える」とモヤモヤしている人も少なくありません。
あるテレビ番組で、ハーフモデルの宮本エリアナさんが「カレンさんって日本育ちなのに日本語が変なの不思議」と発言した場面がありました。
さらに「楽屋では普通にしゃべってたよ」と突っ込まれると、カレンさんは明確に否定もせず、ただ困ったように笑っていたんです。
うーん、それ聞いちゃうと…ちょっと気になっちゃいますよね。
また、“ハーフだから日本語が不自由”という先入観がある中で、実際はずっと日本育ち。
だからこそ「なぜそこまで変な日本語を使うの？」と、視聴者が疑問を抱くのも自然な流れです。
たとえ面白くても、“作ってる感”が見えると、見る人の印象は一気に変わってしまうんですよね。
「演じてる？あざとい？」と感じる人も
滝沢カレンさんの“天然キャラ”は長く続いていますが、最近では「ちょっとマンネリかも？」という声も出てきています。
特にバラエティでの登場シーン。
一言話すたびにスタジオが笑いに包まれる流れが“テンプレ化”しているように感じている人も。
「最初は新鮮だったけど、今は同じことの繰り返しで飽きた」という意見もSNSで見かけます。
SNSをのぞいてみると、「昔は好きだったけど、最近はあざとく感じるようになった」といった投稿がけっこうあります。
面白さが“自然体”でないと感じるようになると、そこから「本当は性格も裏があるのかも…」という印象に結びついてしまうのかもしれません。
ちょっと“計算っぽさ”が見え隠れすると冷めちゃうかも。
とはいえ、テレビでずっと個性を保ち続けるのって簡単なことじゃないです。
見ている側も、知らず知らずのうちに“求めすぎてる”のかもしれませんね。
SNSでのアンチコメント例と心理
ここからは少し辛辣な意見にも触れてみます。
Twitter（現X）では、「滝沢カレンが喋ってると何言ってるか分からなくてイライラする」「同じネタばかりで疲れる」といった投稿が定期的に上がっています。
中には「キャラがしつこい」「いい加減やめてほしい」という直球な批判も。
実際に「滝沢カレン 嫌い」と検索してみると、それなりの数がヒットするのも事実です。
このような“アンチ”の声にはある傾向があります。
それは「最初は好きだったけど、期待とズレたときに嫌いに転じる」というパターン。
つまり、好感度が高かったからこそ、その反動も強く出てしまうんです。
また、あまりにも“キャラっぽく”見えてしまうと、人は「裏がある」と勘繰ってしまいがち。
そうすると一度でも“素の顔”が見えた瞬間に、がっかり感が強くなってしまうんですよね。
このあたり、人の心理って複雑で面白いなぁと思います。
実際のエピソードから見る滝沢カレンの性格
「ダウンタウンDX」で明かした人見知りぶり
滝沢カレンさんが出演した『ダウンタウンDX』での発言は、彼女の繊細な性格がはっきりと表れていました。
この日のテーマは「人見知り芸能人」。
滝沢カレンさんは、自分がいかに“初対面の人が苦手か”を正直に話していました。
たとえば、「知らない人がいる食事会が本当に無理」とハッキリ断言。
友達が誰かを連れてくる食事の場では、うまく振る舞えず、つい顔がこわばってしまうそうです。
笑顔を作っているつもりなのに、「何でそんなにつまらなそうな顔してるの？」と指摘されることも多く、それがまたプレッシャーになってしまうんだとか。
私もこういう場面、気まずくて黙っちゃうタイプ…共感しかないです。
こういう苦手意識って、ちょっとした“空気の違和感”を感じやすい人ほど強く出やすいんですよね。
人との距離感に敏感で、自分の感情がすぐ顔に出ちゃうタイプ。
まさに滝沢カレンさんはそういう性格の持ち主なんだなと、見ていて伝わってきました。
「午前0時の森」での“被害妄想”告白
深夜のバラエティ番組『午前0時の森』では、滝沢カレンさんの“内面のリアル”がさらに明かされました。
彼女が語ったのは、“自意識過剰とも取れるほどの人見知りエピソード”。
「コンビニや飲食店で、同じ店員さんに会うのが怖くて、バイトのシフトが変わるまで行けない」
「また同じの買ってるって思われそうで恥ずかしい」
この告白に、共演していたオードリーの若林正恭さんも苦笑いするほどでした。
ちょっと極端だけど、わからなくもない…私も買い物先で顔見知りだと避けちゃう！
滝沢カレンさん自身は「これこそ、私の性格の軸にあるもの」と表現していて、生まれつきの感覚なのだと語っていました。
“被害妄想”という言葉で軽く笑い飛ばしていましたが、それって本質的には「人にどう思われてるかが気になる」ってこと。
つまり、それだけ人の目に対して真面目で、繊細ってことでもあるんですよね。
心を開いた友人だけに見せる顔
滝沢カレンさんの性格を語る上で欠かせないのが、“選別型”の人間関係。
『ダウンタウンDX』でも、『午前0時の森』でも、彼女は一貫して「誰とでも仲良くできるわけじゃない」と話しています。
とはいえ、それは“閉じた性格”ではなく、“本当に信頼した人とは深く付き合いたい”というスタンス。
その象徴的な発言が、「アンミカさんのようになりたい」。
人懐っこくて、誰とでもすぐ打ち解けられるアンミカさんに憧れているのだそうです。
自分はそうなりたいと思いつつ、なかなかうまくできない――このギャップが、滝沢カレンさんらしさでもあります。
また、「本当に仲の良い人の誕生日はちゃんと祝いたい」とも話していました。
これは裏を返せば、“心を開いた人には全力で尽くすタイプ”ということ。
一見すると距離があるようで、実はものすごく情に厚い。
だからこそ、彼女の周りには“信頼できる人たち”がしっかりと残っているんだろうなと感じます。
滝沢カレンの日本語は天然？演出？発達障害説の真偽
育った環境と語学習得のタイミング
滝沢カレンさんの“日本語の不思議さ”は、実は生まれ育った環境に大きく関係しているようです。
父親はウクライナ人（実父とはほとんど接点なし）、母親はロシア語通訳という家庭で育った滝沢カレンさん。
家では母親がロシア語を使っていた影響で、幼少期は“カタコトの日本語”に囲まれていたと言われています。
つまり、日本語の正しい文法や会話の構造を、家庭の中で自然に身につける機会が少なかったんですね。
その環境が、彼女独自の言語感覚や言い回しにつながっているのでは？と考えられています。
子どもの言語って、親の話し方にすごく影響されますもんね。
しかも、モデルとして若いうちから芸能界に入ったことで、標準的な“お手本”とされる言葉に触れる機会も限られていたのかもしれません。
だから、今でもどこか“翻訳っぽい日本語”に感じる発言が多いのは、そういう背景があるからなんですね。
セブンティーン時代のブログは“普通の日本語”
ところが、そんな滝沢カレンさんに対して「いやいや、昔は普通にしゃべってたでしょ？」という声もあるんです。
特に話題にされたのが、彼女が10代の頃にモデルとして活躍していた『Seventeen』公式ブログの文章。
実際に残っている当時の投稿を見ると、整った文法・丁寧な言葉づかいで書かれており、“今のキャラ”とは明らかに違います。
そのため、一部では「今の日本語はキャラ作りなのでは？」という演出疑惑もささやかれています。
特に芸能界は、“インパクトあるキャラが求められる世界”。
滝沢カレンさんが天然っぽさを前面に出すことで、唯一無二のポジションを築いたのは間違いありません。
もし演出だったとしても、あれだけ徹底してたら逆にプロ根性を感じちゃう。
ちなみにSNSでは「演出でもOK！むしろ好きになった」という声も多数あります。
大事なのは“キャラ”が嘘っぽいかどうかではなく、そのキャラが「愛されてるかどうか」。
滝沢カレンさんの場合は、それがちゃんと成立しているんですよね。
発達障害説は根拠なし、むしろ高いEQの持ち主？
一部ネット上では、「滝沢カレンさんは発達障害では？」という心ない憶測も飛び交っています。
ですが、これに関しては信頼できる根拠は一切存在しません。
それどころか、番組でのトークやリアクションを見ると、むしろ“感情を読む力”や“場を和ませる能力”に長けているように感じます。
独特な言葉を使いながらも、相手を不快にさせない。
どんな突拍子もない発言でも、愛嬌で笑いに変える。
これって、実は高度なコミュニケーション能力が求められることです。
心理学的にいうと、「EQ（心の知能指数）」が高い人ほど、場の空気を読んだり、相手の感情に寄り添うのが上手い傾向があります。
滝沢カレンさんは、まさにそういったタイプに見えます。
彼女は言葉の選び方こそユニークだけれど、その根底には“思いやり”と“ユーモア”がきちんとある。
だからこそ、共演者からの信頼も厚く、番組に引っ張りだこなんですよね。
SNS・芸能界からの声に見る“評価の分かれ方”
好意的な声：「素直」「努力家」「裏表がなさそう」
SNSを見ていると、滝沢カレンさんに対する“好き”の声もたくさん見かけます。
特に多いのが、「最初はよく分からなかったけど、今は大好き」というパターン。
これは、彼女の独特すぎる言葉づかいや、バラエティのテンポについていけない感じが、だんだんと“癖になる”ようなんですね。
あるユーザーは「意味不明なんだけど、裏表がなさそうで安心感がある」と投稿していました。
また別の人は、「最初は嫌いだった。でも、ずっと見てたら、努力してるのが分かって好感持てた」とも。
じわじわ好きになるタイプって、ほんとにいるんですよね…わかる！
この“努力家”という評価は、モデル業界での長年のキャリアや、書籍執筆、ナレーションなど幅広い仕事に真摯に向き合っている姿勢から来ています。
見た目や言葉の印象とは裏腹に、裏表がないと感じられるのも大きなポイントです。
否定的な声：「意味不明」「わざと」「疲れる」
一方で、残念ながら否定的な意見も少なくありません。
「何を言ってるか分からない」「わざとっぽくて疲れる」という声は、特にX（旧Twitter）上で定期的に投稿されています。
「バラエティに出てくるたびに“また同じ喋り方…”と思ってしまう」という意見や、
「何度も聞き返さないと意味がつかめなくてストレス」という書き込みも見られました。
確かに、同じようなキャラが続くと飽きてしまうのは分かるかも…。
どうしても“個性が強い”キャラクターは、好き嫌いが分かれてしまうものです。
さらに、視聴者が「狙ってやってる」と感じると、面白さが“押し売り”に見えてしまい、逆効果になることも。
だからこそ、テレビに出続ける芸能人は“キャラ維持”と“ナチュラルさ”のバランスが本当に難しいのかもしれませんね。
芸能人からの信頼：「付き合う人を選んでいる」証言
そんな“好き嫌いが分かれる”滝沢カレンさんですが、芸能界では意外にも“信頼の厚さ”が際立っています。
たとえば、横澤夏子さん、アンミカさん、近藤春菜さんなど、仲良し芸能人たちは皆そろって「カレンちゃんは本当に良い子」と口をそろえています。
誕生日を祝ったり、プライベートでも頻繁に会っているという話もあるほど。
アンミカさんは、「彼女は付き合う人をちゃんと選んでいる」ともコメントしていて、
“誰とでも仲良くする八方美人”ではなく、“本当に信頼できる人にしか心を開かない”タイプだと明かしています。
これは、一般視聴者がテレビ越しに見る彼女より、共演者たちのほうが“素の性格”を知っている証拠とも言えるかもしれません。
華やかに見える芸能界で、ここまで多くの芸能人に慕われているという事実。
それこそが、滝沢カレンさんの“人間力”を裏付けているように感じます。
まとめと感想｜滝沢カレンの性格を見極めるには？
滝沢カレンさんの性格は、「天然キャラだから〇〇」「変な日本語だから××」といった単純なイメージで語り切れるものではないと、改めて感じました。
バラエティ番組で見せる明るさ、四字熟語やナレーションでの独特な表現、そして時折垣間見える繊細さ。
どれも作り物のようでいて、実は彼女なりの“本音”が詰まっていたりします。
人見知りで、人にどう思われるかをとても気にする。
でも、心を開いた相手には深く尽くすし、努力もちゃんとしている。
それって、むしろ多くの人が持つ“共感できる部分”じゃないかなと思うんです。
「わかる、私もそういうとこあるかも」って何度も感じました。
SNSでは「好き」「嫌い」と意見が分かれる滝沢カレンさん。
でも、その背景を知ったとき、ただの“天然”ではなく、“不器用だけどまっすぐ”という性格が少しずつ見えてきます。
“演出”があったとしても、それを続けられるのは才能ですし、“素”に見える瞬間があるからこそ、人は惹かれてしまうんですよね。
「好きか嫌いか」ではなく、「この人に共感できる部分があるかどうか」で見てみると、
今まで気づけなかった彼女の一面が見えてくるかもしれません。
決めつけずに、もう一度見てみようって思えました。
滝沢カレンさんの“性格”を知ることは、
もしかすると私たち自身の“見方のクセ”を見直すきっかけにもなるのかもしれません。
